告知 ②
こんにちは、かっきです。
この2〜3日肌寒い日が続いていますね。
温かい食べ物が恋しくて、昨夜は水炊きにしました。
前回の続きです。
予約時間から20分位経った頃に、名前を呼ばれ診察室に入りました。
今回も、先生はこちらの方を向いて迎えてくださいました。
挨拶をして、座るのを見計らって、先生が話してくれます。
机の上には白紙の紙が一枚置いてありました。
「前回の検査の結果ですが、良いものではなくてですね…。調べてみると、癌でした。」
やっばりね…。
自分でも驚くほど、落ち着いていました。
真っ白になるわけでもなく、パニックになるわけでもなく。
やっばりね。って、言うのが正直な私の感想でした。
なんだか、受付で聞いた「追加の検査」あれが最初の告知だったような気がします。
受付で散々悩んだので、感想は「やっばりね。」でした。
先生が机に置いてある紙に
「左乳がん、ステージ1」
「浸潤性小葉がん」
と、正式な病名も書いていただきました。
乳がんの中では少し珍しいがんです。
乳がん患者さんの100人に5人くらいの確率です。
やる事はよくある乳がんと同じです。
とのことでしたが、よくある乳がんがどんなことをしているのかもわかりません。
私の中で、乳がんといえば、
乳がんであることを公表された芸能人の方ばかりです。
胸を全摘されたりとか、抗ガン剤で脱毛されたりとか、転移をされていたりとか、残念なことにお亡くなりになられたりとか。
たしか、今は部分切除とかの方が多いって話も聞いたことがあるような…。
しかも、不謹慎にも、私は珍しい癌であることにちょっぴりトキメキを感じてさえいました。
今まで四十数年間の生活の中で、ずっと普通とか平均とか言われるタイプで、珍しいとか言われたことがなかったのす。
こんなことが珍しくてもね…。
今後の予定される治療を話してくださいました。
癌で怖いのは、転移です。
癌が転移しやすい場所
・骨
・肝
・肺
これに転移がないか検査をします。
骨は骨シンチという検査を。
特殊な薬を注射して、骨の写真を撮るそうです。
(これはかかっている病院には設備がないのでと、他の病院へ受けに行くことになりました。)
肝臓、肺はCTを撮るそうです。
これもお薬を注射して撮影するそうです。
あとは、このシコリの他にも乳がんが広がっていないかの検査で、お薬を注射しての乳房のMRI。
今回は癌が小さくて超初期だと思うので、転移はあまり考えられないのですが…。
一応念のために調べましょうとのことでした。
手術をするための血液検査、心エコー検査、肺活量…。
とりあえず、今日検査できるものはして帰ってください。
と、いうことで、
血液検査、肺活量、心電図、胸とお腹のX線写真を撮ることになりました。