手術当日 ①
こんにちは、かっきです。
いよいよ、手術日になりました。
昨晩は10時過ぎにベッドに入り、朝起きたのが5時でした。
5時は家にいる時に、いつも起きていた時間なので、タイマーがなくても、目が覚めたようです。
6時の起床時間まで音を立てるのも気がひけるので、談話スペースへ本と経口補水液を持って移動です。
7時過ぎ位に看護師さんが、談話スペースへきて下さいました。
血圧、体温、酸素濃度の測定と体調を聞かれました。
昨夜は眠れましたか?
グッスリ眠れましたよ!!
と、緊張感のない会話をしました。
朝食も昼食も抜きなので、部屋に帰る必要もなく。
途中、洗面をするのと、ペットボトルを取りに戻ったくらいで、ほとんど談話スペースにいました。
8時過ぎ位に、乳腺外来の担当の先生が、談話スペースに顔を出して下さいました。
今日、頑張りましょうね。
よろしくお願いします。
と、サラッと会話をして、戻っていかれました。
お忙しいところ、わざわざ来ていただいてありがたかったです。
1時前に夫が、談話スペースに顔を出しました。
そろそろ、病室に戻った方がいいだろうと、部屋へ向かいました。
ベッドサイドに点滴の棒やら、酸素吸入の準備などがしてありました。
静かな病室で夫と話するのも気が引けます。
病室の見える木製ベンチがあるので、そこに座って待つことにしました。
2時前位に看護師さんが、そろそろですので、手術着に着替えて下さいと、声をかけに来て下さいました。
術後に必要なので、タオルを一本預かります。
とのことだったので、
タオルはフカフカのとペラペラのと用意してあるんですが、どちらがいいですか?
と、お聞きしました。
胸のところに挟むので、柔らかい方がいいとのことで、
フカフカのフェイスタオルをお渡ししました。
手術着と紙パンツ、靴下を着替えると、いよいよだと少し緊張して来ました。
前の手術が遅れていたようで、2時を少し過ぎた位に、
看護師さんが病室に迎えに来てくれました。
看護師さんと私と夫と3人で歩いて、業務用エレベーターで、手術室のあるフロアに向かいました。
エレベーターを降りて少し歩くと、自動ドアがあって、
付き添いの方はここまでです。
と、言われたので、最後にハグとか、握手とかした方がいいのかな?
と少し頭をよぎりましたが、私たち夫婦は、そんなドラマのようなことをする夫婦ではなく。
じゃあ!
と、お互い手を上げて別れました。
あっさりしすぎ。
こんなときくらい、なにかあってもいいのにね。
看護師さんが足で自動ドアを開けて、中に入りました。
何部屋もある手術室のひとつに入ると、
主治医の先生が手術着で待っていて下さいました。
他にも、女性の看護師さんが何名も作業をされていました。
先生が、
名前と今日する手術の内容と、部位を教えて下さい。
と、おっしゃいました。
名前と、胸の全摘手術です。左胸です。
と、答えました。
先生と看護師さんが、カルテを確認をされていました。
手術台に上がって下さい。
とのことで、よいこらせ。と台に上がると、何名もの看護師さんが、よってこられて、
点滴の気道確保します。
血圧計をつけます。
とか、返事をする間もなく、いろいろ体につけていかれます。
口にマスクをつけられて、少し隙間が空いていますが、大丈夫ですので。
と、声をかけられたところまでは覚えているのですが。
目が覚めた時には、
手術は終わっていました。