淡々とバタバタと

先日、浸潤性小葉がんであることがわかりました。がんのこと、その他もろもろを綴っていけたらと思っています。

入院 ③ 病室

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こんにちは、かっきです。

 

術前検査を終えて、病室へ帰ってきました。

 

すぐに、薬剤師さんがこられて、

現在飲んでいるお薬、サプリメントの有無を聞かれました。

なにも飲んでいないので、そうお伝えしました。

術後、水が飲めるタイミングで、痛み止めの薬を持って来ますので、必要に応じて飲んで下さい。

一包にピンクのロキソニンと白い胃薬が入っているので、両方飲むこと。

一度飲んだら、6時間開けることの説明がありました。

 

病室にレンタルしている病衣が届いていたので、着替えることにしました。

しばらく、荷物を整理していると、看護師さんがこられて、

家でシャワーを浴びてきていますか?

脇と胸の除毛はしてこられましたか?

と、聞かれました。

入院の説明の時に、シャワーと脇の除毛は聞いていましたが、

胸の方は聞いていませんでした。

看護師さんが、脇と胸の状態を見てくださって、「大丈夫ですね」とOKを下さいました。

手術時に血栓防止の為に履く靴下のサイズを測って、

手術用の病衣、靴下、使い捨ての下着を持ってきて下さいました。

着替えるタイミングは、声をかけて下さるそうです。

今日の夕ご飯の後は、絶食。

明日の10時以降は、絶飲。

 

血圧と体温、血中酸素濃度を測って、あとは自由にして下さい。

と、のことでした。

 

私が入ったのは4人部屋なので、他の方に挨拶をした方がいいのかな?とも思ったのですが、

皆さん、カーテンをしっかり閉められて、物音もほとんど立てられません。

わざわざ、カーテンを開けて挨拶をするのも気が引けます。

結局、挨拶しませんでした。

 

しばらくベッドで横になりながら、持ってきた本を読みつつ様子をみていました。

他の方はどうやら、体がかなり不自由なようで、ご自身で立って歩くことができないようでした。

皆さんとても静かで、ページをめくる音すら響く状態です。

なんだか、私一人がガサガサ音を立てていることに気が引けて、

同じフロアの、食事兼談話スペースに移動しました。

 

何度か、病室へ戻ったりもしたのですが、

夕食までのほとんどの時間を談話スペースで過ごしました。

 

18時から夕食なので、病室へ戻り、どうしたらいいのかな。と、待っていました。

すると、お茶を配りにきてくださったので、

持ってきていた蓋付のタンブラーを渡すと、その中にお茶を入れて下さいました。

しばらくすると、ベッドまで夕食を持ってきて下さいました。

 

いそいそと洗面所に行って、手を洗おうと思ったのですが、石鹸がない!!

病院なんだから、石鹸はあるもんだと思っていたのですが、置いてないものなんですね。

速攻、夫にメールして明日くる時に石鹸を持ってきてくれるように頼みました。

 

まだ手術前で、どこも不自由でもないのに、申し訳ないなぁと思いつつ、ありがたくよばれました。

夢に見た、上げ膳据膳!!

これが病院でなければ…。

 

食事はどれも薄味でしたが、美味しくいただきました。

ただ、病院独特の柔らかいお米がどうも…。

ふりかけをかけていただきましたが、申し訳ないですが、半分は残してしまいました。

 

病室の皆さんは、一言も喋ることなく、もくもくと咀嚼音のみ聞こえる、なんとも静かな空気でした。

食後、歯を磨いた後、談話スペースで10時の就寝時間まで過ごしました。

途中、何度か看護師さんが、談話スペースに様子を聞きにきてくださったので、

病室にいた方がいいのか、たずねました。

談話スペースにいることがわかってるので、いいですよ。

1日目にして、常に談話スペースにいる人として、看護師さん達に認識されてしまったようです。

 

就寝時間に、ベッドに戻ったら、他のベッドの方は眠られているようで、寝息がきこえてきました。

心配していた、イビキがうるさい人もいないようで、ゆっくり眠れそうです。

 

さて、明日になると手術です。

いよいよです。